株式会社リソース・インターナショナルは海外の最新トレンドを「Resource News」としてお届けしています。
株式会社リソース・インターナショナルより
海外の最新トレンドを「Resource News」としてお届けしています。 |
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シリコン製ビニールレザーのサンプルが入荷しました。
中国のテキスタイルブランド「CHERRY（チェリー）」より、シリコン製ビニールレザーが発売されました。
ケイ素を主原料とするシリコンは、ポリウレタンやPVCに代わるビニールレザー用素材として注目を浴びています。生分解性が高く、製造工程で有機溶剤を使用せずに済むエコフレンドリーな素材であるだけでなく、高性能であることも魅力の一つです。
価格面でのハードルがありましたが、生産の広がりにより低コストが実現しつつあります。
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MINOME / CHERRY（チェリー） 100％シリコン 137cm
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1月17日～22日まで、パリでは「パリ・デコ・オフ 2024」が開催されました。
パリ市郊外のノール・ヴィルパント展示会場では、今年30周年を迎えた「メゾン・エ・オブジェ 2024」も開催され、パリの街はインテリアで賑わいました。
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パリ・デコ・オフ は、インテリア・テキスタイルをはじめとする多くのブランドが、専門家や一般市民に向けて6日間にわたり一同にオープン・ショールームを開催するイベントです。多くのインテリア関連ショールームの集まる右岸メール通り付近と左岸サンジェルマン・デ・プレ・エリアがメイン会場となり、シンボルとなっている布製ボンボリが通りを彩ります。
前日からの雨が雪へと変わり、パリの街は薄っすらと雪化粧。みぞれ混じりのあいにくの天気からのスタートとなりました。
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大きなイベントホールと違い、それぞれのショールームへ訪問するスタイルは、温かみのある出会いがあります。それぞれの個性が現れ、迎える側にも訪れる側にも大きなメリットと楽しさが加わります。
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日常的に営業している各ブランドのショールームばかりでなく、レストランやバー、カフェ、ギャラリーなどを借り切り、臨時的に改装したテンポラリーなショールームもあります。
建物のしつらえが様々に違っていて、そこを飾るウィンドー・ディスプレイや内装は楽しく個性。たくさんのインスピレーションに溢れています。
テキスタイル・ブランドにとっては、新作お披露目の場ともなっています。訪問者たちはたくさんのサンプルを広げ品定めに余念がありません。
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今季も、昨年までのトレンドの流れを引き継ぐような、テクスチャー感のある生地、グレー＆ベージュなどのニュートラルカラーやナチュラルカラー、天然素材などが主流となっているようです。
しかし、そうした落ち着きのある色や素材ばかりではなく、大柄模様や豊かな色味のカラフルなものも多く目に留まりました。多色使い、補色の組み合わせ、大胆な幾何学模様などまるでモダン・アートのようなコレクションなど、ナチュラル一辺倒ではない方向性も見てとれました。
それぞれのブランドは、自分達の「好き」や「個性」を大切にして信じたコレクションを作る、そんな覚悟も感じられました。
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訪問した弊社取り扱い商品の中から、個性が目に留まったブランドをご紹介します。
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NOBILIS（ノビリス / フランス）
幾何学模様のコレクションに定評がある同社。今年はやさしい色合いを採用。大胆な柄のカーテン「OPULENCE」は、プリントではなくジャガードで表現。シンプルなインテリアと合わせると柔らかいアクセントとなる。
今季は、白やオフホワイトのイス張地など淡い色のコレクションを充実させている。 |
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Casal（カザル / フランス）
コントラストの中に、柔らかで繊細に表現した模様を大胆に配置。「REVEILLON」の丸模様は、スポットの光が重なったような透明感が生まれている。
スカーフのようなカラフルなアクセント柄に加え、スモールスケールの柄やアウトドアなど豊富なコレクションを発表している。 |
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Alessadro Bini（アレッサンドロ・ビニ / イタリア）
幾何学模様の「MONTEPULCIANO」は、穏やかなフォークロアを演出。個性的で強いパターンだが、ブークレー糸を使用し十分な糸量で丁寧に織られているため上質感が感じられる。
手触りの良さも魅力。糸の品質、織り技術、仕上げへのこだわりが商品に現れている。 |
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de Le Cuona（デ・ル・コーニャ / イギリス）
天然繊維にこだわり、最上最高のテキスタイルを目指す同社。コットン製のベルベット「VIENNA VELVET」は、しっとりと滑らかな光沢はキメの整った美しい肌のよう。
天然素材の中でリネンのコレクションも充実している。伝統柄のペイズリーも取り扱っている。 |
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Houlès（ウレス / フランス）
タッセルやフリンジなどで知られる同社は、クラシカルデザインのコレクションを残しつつも、新たな挑戦も続けている。フリンジは裾や縁だけではない、という柔らかい発想が革新を生み出す。
昨年よりテキスタイルのコレクションを縮小。代わって、レールなどのハードウエアが充実してきている。 |
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パリ・デコ・オフ、メゾン・エ・オブジェで発表された各ブランドの新コレクションは、順次ショールームに入荷しています。ぜひお立ち寄りください。
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新作商品や人気コレクションを弊社取り扱いの海外ブランドと併せてご紹介いたします。
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Contemporary Rug Art / JAN KATH（ドイツ）
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デザインとアートはどう違うのでしょうか。
一般的に定義するならば、デザインは明確な目的がありそれに近づくための手法。アートは創作者自体が主体となり、自己表現を行うことで受け手に影響を与える活動、と言えるそうです。
ならば、デザイナー・JAN KATH（ヤン・キャス）の生み出すラグは、限りなくアートに近いものといえるでしょう。緻密で美しく見た者の心を揺さぶる、そんなラグです。
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オリエンタルカーペットの伝統的手法と超モダンなデザインが融合する JAN KATHブランドのラグは、一切の妥協を許さないというデザイナー・Jan Kath氏の情熱と、緻密さを再現する確かな技術によって生まれています。
ウールやシルク、イラクサなどの天然繊維を原料とし、天然染料により染め分けられる色は1200色以上。起こされたデザインはデジタル化され、1インチ角に100～450ノットという高密度のハンドノットで職工によって再現されていきます。古い手法にこだわり仕上げられたカーペットは室内装飾品という枠組みを超えてアートと呼ぶにふさわしく、多数のアワードを受賞し美術館にもアーカイブされ、国際的に高い評価を得ています。
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